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◎煙たがられるタスポ、「巻き添え」飲料も2割減 自販機売り上げ、たばこは半減
たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」が石川県内に導入されて三十日で一カ月がたつ。
依然としてタスポを持っていない人が多く、自販機の売り上げが半減したり、並べて置いてある
飲料の自販機の売り上げが一―二割落ち込んでいるケースもある。利用客がコンビニエンスストア
などに流れたためとみられ、自販機設置者からは「踏んだり蹴(け)ったり」との嘆きが聞こえる。
「たばこ自販機の売り上げはタスポ導入前と比べて八割以上減。飲み物の売り上げも二割ほど
落ち込んだ」。金沢市打木町にたばこと飲料の自販機コーナーを設置する橋場義則さん(59)は
苦しい現状を訴える。
飲料の売り上げダウンは、たばこと一緒に買う「ついで買い」が減っているためとみられる。
コンビニでたばこ以外の飲食物の売り上げも伸びているのとは対照的だ。
金沢たばこ販売協同組合によると、自販機のたばこ売り上げはタスポ導入で五割程度減った。
店舗前に設置してある自販機の多くは二―三割の減少にとどまっているのに対し、店舗のない
場所に設置してある自販機は六割以上売り上げが減る傾向があるという。
県内で飲料自販機を設置しているジャパンビバレッジ金沢支店は「通勤時にたばこと飲み物を
セットで買っていた人がコンビニなどで購入している」と分析する。北陸コカ・コーラボトリング
(高岡市)も「消費者の行動パターンが変化し、自販機でのついで買いは間違いなく減る」とみる。
ダイドードリンコ北陸(金沢市)は「タスポがもっと普及すれば利用客は戻ると思うが飲料メーカー
がタスポの普及活動をするわけにもいかない」ともどかしい様子だ。(>>2以降に続きます)
北國新聞 【6月30日02時52分更新】
URLリンク(www.hokkoku.co.jp)
自販機でのたばこ購入にタスポが必要となった影響で飲料の自販機も売り上げが落ちている=金沢市内
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