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ティアックは 27日、業務用音響機器ブランド「TASCAM」より、
CD/カセットのコンビネーションデッキ「CC-222SLMKII」を発表した。
発売は7月23日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は6万3,000円前後。
同製品は、カセットデッキとCDレコーダーとを1台の筐体に組み込んだモデル。
カセットとCDを独立して動作させることも可能だが、
最大のメリットは1台だけでカセットテープに録音されたソースから
CDへのダビングが可能という点にある。
また、MMカートリッジ用のフォノイコライザーも内蔵しているため、
レコードプレーヤーがあればダイレクトに接続でき、レコードからCDへの録音も可能だ。
アナログのライブラリーを何とかしたいと思っている人には、ありがたい1台だ。
入出力は、アナログとデジタルを装備しており、
アナログの入出力は一般的なRCAで、デジタルは光と同軸(S/PDIF)を装備する。
なおデジタル入力からカセットテープへの録音には対応していない。
カセット部分にはオートリバース機構が搭載されているほか、
カセットテープとCDとの連続再生にも対応する。
従来機種のCC-222SLと比較すると、CD部分にピッチコントロールとキーコントロールが追加され、
カセットデッキ部分からCPS(早送り/巻き戻ししキーで曲間をサーチする機能)が削除されている。
なお、CC-222SLMKIIは、業務用の機器ではあるが、
楽器店や、TASCAM製品を取り扱う一部の量販店などで、購入することが可能だ。
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