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民主党は6月10日、カジノ法とパチンコ業法の制定を検討する
「新時代娯楽産業健全育成プロジェクトチーム(PT)」を立ち上げていたことがわかった。
同PTは、民主党政策調査会の下に設けられたプロジェクトチームのひとつ。
これまで議員連盟として活動してきた娯楽産業健全育成研究会(古賀一成会長)の成果を踏まえ、
正式な党の政策と位置づけてカジノ法とパチンコ業法の制定を検討する。
座長には娯楽研会長の古賀衆院議員が就任した。
6月10日に衆議院第4控え室で開かれた第1回勉強会では、
カジノに関する第一人者として知られる三井物産戦略研究所の
美原融プロジェクトエンジニアリング室長を招き、
「カジノの必要性とあり方」について講義を受けた。
PTの事務局長をつとめる牧義夫衆院議員の事務所関係者は、「カジノ法案の議論進展に伴い
換金行為などのパチンコ業界の問題点も必ず指摘されるだろう。
そのためPTではカジノ法とパチンコ業法の制定を同時に図りたいと考えており、
法案の提出時期は早ければ来年の通常国会になる」とコメント。
一方で、一連のカジノ議論をめぐり、法案提出の前提とされてきた
自民党と民主党などによる超党派議連の結成については、
今年の臨時国会後を目指して調整が進んでいるという。
同PTの役員は次の通り(敬称略)。
○顧問/石井一、鳩山由紀夫、川端達夫、前田武志、岩國哲人
○座長/古賀一成
○座長代理/小沢鋭仁
○副座長/細川律夫、原口一博、長浜博行、増子輝彦、松井孝治
○幹事/小川勝也、中川正春、古川元久、山田正彦、伴野豊、藤本祐司、石関貴史
○事務局長/牧義夫
○事務局次長/鈴木克昌、柳澤光美
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