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埼玉県深谷市の夫婦による生活保護費の不正受給疑惑で、県警は27日午前、
生活保護法違反の疑いで、同市上野台、元暴力団組員青山真一朗(60)と妻の
崔育代(44)の両容疑者を逮捕した。不正受給は5年間で総額約1800万円にのぼり、
深谷市は県や県警に対し「疑問には思っていたが、
青山容疑者が怖くて支給を続けていた」などと説明しているという。
調べでは、2人は07年10月、実際には治療も通院もしていないのに、青山容疑者の
交通事故によるむち打ち症の治療名目で、自宅から約100キロ離れた群馬県内の
接骨院にタクシーなどで通い治療を受けたとする虚偽の申請書を市に提出。
生活保護受給者に対する医療扶助や通院の際に支給される交通費(通院移送費)
計14万円余りを不正に受け取った疑い。青山容疑者は容疑を認め、崔容疑者は
「夫に頼まれて市の福祉事務所などに行っただけ」と否認しているという。
青山容疑者は、交通事故の保険金として保険会社から2千数百万円を受け取り、
受給資格がないにもかかわらず、03年1月に生活保護の受給を申請していた。
一方、近所の人の話では、日ごろ、国産高級車を乗り回していた、という。
同市は2月、同法違反で2人を県警に告発するとともに、支給した生活保護費の
全額返還を両容疑者に要求。2人は不正を認めた上で
「月々1、2万円ずつ返済したい」などと話していた。
朝日新聞
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