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中国新疆ウイグル自治区で、銃殺刑になるはずの死刑囚が移植目的で生きたまま
臓器を摘出されたと親族が訴え、裁判所当局が親族に補償金を支払っていたことが分かった。
香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターが26日伝えた。
同センターによると、この死刑囚は2003年7月の死刑執行日に拘置施設から病院へ送られた。
親族が、病院で麻酔を打たれ生きたまま臓器を摘出されたと抗議したところ、
裁判所当局から06年「死体処理費」名目で5万元(約78万円)が支払われた。
裁判所当局は臓器が摘出されたことは認めながらも、生きたままだったことは認めていない。
親族は、真相が解明されていないとして近く北京へ陳情に行く準備をしていたが、
地元当局から行かないよう警告され、陳情に行かなければ補償金を
上積みすると持ち掛けられたという。(共同)
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