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高齢者による万引きが増えている。昨年1年間、県内であった万引きの検挙者数の
うち、60歳以上が3割を占め、人口の高齢化を上回るペースになっている。生活苦や
日頃のストレスなど、背景や理由はさまざまだが、専門家は「周囲の人たちが関心を持つなど
高齢者犯罪への早急な対応が課題だ」と話している。
(三輪さち子)
◇もったいない型
横浜市内のスーパーで2月、80代の女性が総菜2点(計約500円分)を万引きした。
遺族年金を受け取り、娘家族と暮らす。病院からの帰りだった。警察の調べに対し、
女性は「総菜が目についておいしそうだと思った。でも買ったら生活が苦しくなるので、
手提げバッグに入れてしまった」と話したという。
80代の男性は4月、同市内の別のスーパーで130円のプリンを上着のポケットに
入れた。「お金を払うのがもったいなくて」。一人暮らしで、年金を月17万円受け取っている。
おかず用の食品はお金を払ったという。
いずれのケースも所轄の警察署で微罪処分で済ませた。
「買う金がないわけではないのに、小額のものを盗む高齢者の万引きが多くなっている」と、
複数の警察署幹部が感じている。
◇開き直り型
一方、罪の意識が薄く、開き直るケースも増えているようだ。
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