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世界遺産になっているイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂への岐阜
の女子短大生の落書きはむろん後者だ。壁にフェルトペンで名前や学校名も書いていたから、
モノも恥も知らないというのは恐ろしいことだ
学生は短大の厳重注意を受け、教会に謝罪の手紙を出したという。先方は「謝罪すれば賠償不要」
とのことだったが、
状況次第では多額の損害賠償を伴う重大犯罪だ。
教会の寛大な言葉に、同じ日本人として顔から火の出そうな方もいよう クマが木をつめで傷つけて、
存在を誇示するような行為をマーキング(印づけ)という。人の落書きもこの動物的本能の名残かも
しれない。だが天平の仏師はいざしらず、旅先の
落書きがその主の愚かさのマーキングにすぎないことは、この際はっきりさせよう。
◆ 余録 :落書き
◆ 毎日新聞 2008年6月26日