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(略)物質の原子同士を融合させて、大きな熱エネルギーを作り出す核融合の研究を進める
九州大学は、3年がかりで新しい研究施設「QUEST」を完成させました。
きょうは関係者が出席して点火式が開かれ、装置の中で初めてプラズマが発生しました。
「QUEST」は、核融合を可能にする超高温のプラズマ状態を長時間維持する実験をする装置
です。
海外にも同じような装置がありますが、いずれも1秒以下のごく短い時間しかプラズマを維持
できず、長時間維持する実験ができるのはこのタイプの装置では世界で初めてです。
核融合は、現在の原子力発電で使われる核分裂に代わる新しいエネルギー源として期待
されていて、世界各国で実現を目指した研究が進んでいます。(後半略)URLリンク(news.rkb.ne.jp)
(略)クエストは高さ約7メートル、幅約6メートルの球状の装置。中央部にある金属製の真空
容器に水素ガスを注入し、電磁波を照射して約1000万度まで温度を上げてプラズマを作る。
建設費は約10億円。
国内の球状トカマク装置は6カ所目で、九州では九大だけ。核融合発電は長時間のプラズマ
維持が必要だが、他の施設では維持時間が1秒以下なのに対し、クエストは数時間も可能。
初日は0.5秒程度だったが今後、維持時間を延ばし、長時間運用に伴うプラズマと容器との
相互影響などを調べるという。(以下略)URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
この地球上に有史以前から生命をはぐくんできた太陽エネルギーの源は核融合反応による
ものです。この太陽を我々の手で地上に作り出し、人類のエネルギー源として利用しようとい
うのが核融合研究の目的です。(抜粋)URLリンク(www.triam.kyushu-u.ac.jp)
画像 URLリンク(www.triam.kyushu-u.ac.jp)