08/06/27 01:21:44 MvA3Wt5h0
奈良の大淀病院事件報道も酷かったなあ。
深夜に極めて稀な病気を発症した妊婦を懸命に治療を施すも不幸な結果となった。
それを関係者全員の証言で否定された「内科医師は産科医師にCT撮影を進言したという」と
産科医師にあたかも落ち度があるかのように印象操作を図った。
例によってメディアスクラムで精神的に疲弊した、老産科医師は産科閉鎖に追い込まれた。
これにより奈良県南部唯一の分娩施設であった、大淀病院産科は1年以上経った今も尚閉鎖されたまま
なのである。近隣の出産を迎える女性は県境を越えて診察に行くなど大変な負担を強いられている。
しかし、当の毎日新聞だけは追跡報道も検証記事もせずに沈黙を保ち続けている。
取材時には何度も「最善を尽くしたが、これ以上のことは守秘義務もあり話せない」と言う
産科医師を掴まえて「人としての誠意があるなら謝罪できるはず。このままだと遺族の言い分しか
載せませんよ」と脅しにも似た取材を繰り広げた。
取材した毎日新聞奈良支局の青木絵美記者はその後出産後大阪で職場復帰し、もう一人の林由紀子記者は
現在も奈良支局に留まるもののその後大淀病院事件には一切知らぬ存ぜぬで、担当の古代史を
執筆している。
長年地域の産科を一手に引き受けてきた老産科医師の苦悩と苦労を強いられている妊婦とその家族を
置き去りにしたまま・・・