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６月２４日付のフランス紙に「カメルーンの港で、『中国人より仕事が出来ます』と書かれた
ボードを掲げ、一人の青年が職を求めていた。この話は本当に笑わせてくれる。ここには中国人より
仕事が出来る人間などいるわけがなく、中国人がこの国を変えたのだから」という文章が掲載された。
１兆７６００億ドルという外貨準備高を誇る中国は、アフリカ大陸の至る国に投資を行ってきた。
アフリカ諸国では合計数十万もの中国人移民が、あらゆる職業に就き、アフリカ大陸に活気をもたらしている。
さらに、中国は各国の政策に干渉することなく、それぞれの国の選択を尊重してきた。アフリカ諸国を
植民地化するどころか、政治的な目的すら持っていない。これこそが、中国の切り札であり、
「中国人より出来る人間などいない」という理由の一つであり、中国人が誇りに思う部分であろう。
同時に、アフリカ大陸における我々中国人の行動が完全無欠ではない現実を直視しなければならない。
たとえば、ジンバブエでは金属の採掘工員に対する安全措置が十分ではないとして、採掘工たちの不満が
無視できないほどに高まっている。２００７年、エチオピアでは９人の中国人が殺害されるという事件が
あったほか、ナイジェリアでは中国人をターゲットにした誘拐事件が頻繁に発生している。
ここ数十年、中国のあらゆる面が急激に発展し、まさに日進月歩であると言っても良いだろう。
しかし、「革命は未だ終わっておらず、同志たちの努力が必要」なのだ。一人あたりＧＤＰは世界平均と
比べれば大きく遅れをとっているほか、貧富の差も拡大し、人々の道徳もかなり欠如している。
私は、中国の影響力が無限大にまで大きくなり、世界文明の最前線に再び立ち、全人類を未来へと
牽引することが出来る中国を夢見ている。そうなれば中国語が世界の共通語となり、極東が世界の中心と
なるだろう。そして、私はアフリカだけでなく、現在最先端を行く欧米も含めたうえで「中国人より
出来る人間などいない」という言葉が流行語になる日を夢見ている。
*+*+ 中国情報局 2008/06/26[20:08] +*+*
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