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★市営地下鉄の女性専用車両 8月中旬から南北線で実験 札幌(06/25 14:15)
札幌市交通局は、痴漢防止に向けて地下鉄への導入を検討している女性専用車両の
運行実験を、八月中旬から一カ月間、南北線で行う。利用客が多い朝のラッシュ時に、
一両を女性専用にして運行する。市民の声を聞き、導入の可否や導入する場合の運行
方法を検討する考えだ。
交通局によると、実験は平日の始発の午前六時から同九時まで、一編成(六両か八両)
のうち、先頭または最後尾の一両を女性専用とする。地下鉄内で事件が発生した際に
被害者となりやすい、小学生以下の子どもや障害者は男性でも乗車できるようにする。
対象路線を南北線としたのは、二〇〇七年度の痴漢被害の報告が二十件と、地下鉄
三線の合計(三十五件)の約六割を占めたため。南北線は車両間に仕切りの扉がなく、
専用車両と一般車両の境目があいまいだが、交通局は「専用車両にステッカーを張ったり、
車内や構内の放送でPRしたりして、スムーズに乗客を誘導したい」と説明する。
交通局が今年一月、女性専用車両について利用者に聞いたアンケートでは、賛成が
約40%、反対が約30%、「どちらでもない」が約30%だった。
交通局はさらに詳しく利用者の声を聞くため、実験期間中にアンケートを実施する方針。
その結果を踏まえ、実際に導入するかどうかや、導入する場合の運行本数、時間帯など
を検討する。(本庄彩芳)
北海道新聞
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