08/06/28 14:03:53 WkbJr4tR0
よくURLがコピペされている「西山事件」ってのは、毎日新聞の西山という記者が、
外務省の女性事務官を飲み会に連れ出し、飲酒の上でほとんど強引に肉体関係を結び、
沖縄返還にまつわる政府の極秘資料を手に入れたって事件ね。
沖縄返還にまつわる偏向した取材もさることながら、主婦による激烈な反毎日運動が
巻き起こった原因は、「女性を性的に利用した」って点につきる。
世の中に不祥事を起こす会社は多いけど、偽装なんかでとりわけ食品関係が
潰れるほどの影響を受けるのは、「生理的嫌悪」を催すからだと思う。
「理屈」じゃない、感覚的、生理的に「気持ち悪い」「薄気味悪い」と感じる。
そういう種類の不祥事は、イメージで嫌悪が決まるから一度悪印象がつくと挽回は困難。
今回、「甘い、甘い」と言われながらも、記事の前面削除、ぼかしながらとはいえ謝罪、
さらに関係者の処分を、これほど迅速に行ったのは、新聞社として異例中の異例。
これはようするに、「主婦は売春」「小学生が売春」「トイレでオナニー」
「日本女性の55%がその日のうちにセックスする」なんて下品極まる内容が、
主婦の勘気に触れ、「激しい嫌悪感を催す種類の事件」だからだ。
しかも今は、西山事件当時と違い、ネットがある。
俺たちが思ってる以上に、毎日の関係者の危機感は強まっていると思うよ。
しかも原油高(宅配の新聞は直撃を受ける)、古紙価格暴騰、msnから切り捨てられ
自社独自のサイト運用でアクセス激減、広告の減少、他者に比べ数倍の押し紙など、
経営を取り巻く状況は、かつてないほど大きい。
ついに大手一般紙の一角が潰れるかと思うと、感慨もひとしおだ。