08/06/25 13:46:31 XBIEjEE+0
2002年8月15日号のThe New England Journal of Medicine誌上には訴訟を起こされた米国の医師の報告が初めて掲載された62)。ここで報告されたのは,飛行中の機内で乗客に致死的な重度の気管支喘息発作が生じ,
米国の医師と英国の医師・看護師,乗務員が2時間近く心肺蘇生を行ったが不成功に終わった事例である。後日,米国の医師は州及び裁判所に呼ばれ数回に渡る審理を経て,原告の訴えはよきサマリア人法に基づき
棄却となった。
しかしながらこの医師はレジデントであったために職場からの法的援助が得られず,報告にて,引き続き機内医療への協力は勧めるものの被告は感情的・財政的・時間的損失を被る,と述べている。
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