【訴訟】「やめたら死ぬんでしょ」…機内で救命行為中、傍観乗客の写真・動画撮影等で救助者女性がPTSDに、乗務員もAED持ってこず★2at NEWSPLUS
【訴訟】「やめたら死ぬんでしょ」…機内で救命行為中、傍観乗客の写真・動画撮影等で救助者女性がPTSDに、乗務員もAED持ってこず★2 - 暇つぶし2ch620:名無しさん@全板トナメ参戦中
08/06/25 12:18:52 Dt69PGYF0
>>576のつづき)
その間ギャレーのカーテンは開けられたままであり,乗客であった
多数の中高年日本人男性が群れをなして押し寄せて「テレビと同じのをやっている。」
「あの人が止めたら死ぬんでしょ?」などと言いながらカメラや携帯電話で写真を撮ったり,
ビデオ撮影をしたりしていた。Y氏は心肺蘇生を止めたら「人殺し」と呼ばれるのではないか
という恐怖心を感じながら心肺蘇生を行っていた。
  その後,客室乗務員は乗客を座らせてカーテンを閉めたものの心肺蘇生を手伝わず,
Y氏が繰り返し要請したにも関わらずAEDを持ってくることもなかった。またX氏が参加したツアーに
添乗していた2名の大手旅行会社添乗員は,心肺蘇生法を知らなかったため手伝うことが出来なかった。
医療従事者の協力を求めるアナウンスは英語,日本語,ベトナム語の3ヶ国語にて30分に渡り繰り返されたが,
名乗り出た者はいなかった。その後も添乗員がしばしば様子を伺いに顔を出したが客室乗務員は全く様子を
見に来ず,飛行機が緊急着陸することもなかった。
 時間が経つにつれY氏の床に着いた足は痛くなり,圧迫し続けていた手は真っ赤で,
腰から大腿にかけては時々つるような痛みが走ったが心肺蘇生は続けられた。
途中,ベトナム人と思われる高齢の女性がギャレーでY氏の横に座り全身汗まみれに
なっていた彼女の顔の汗を拭っていた。
  約40分心肺蘇生を続けたところで,当の高齢女性がX氏の指がかすかに動き始めたことに気付いた。
Y氏がX氏の胸に耳を当てて心音を確認したところ,微弱でゆっくりとした心拍が感じられた。
しかし自発呼吸は回復していなかったため,5対1で心肺蘇生を継続した。彼女にとっては15対1のそれよりも
体の動きが多く,体力的にきついと感じていた。
  心拍が再開してから20分位たった頃に僅かな吹き返しを感じ,次第に呼吸が回復,心拍も規則的かつ強く
回復したので呼びかけたり身体に刺激を与えたりしながら様子を見ていた。心拍と自発呼吸が再開したものの
意識が戻らない急病人を前にY氏は,また異変が起こるのではないかという不安で一杯であった。
(つづく)


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