08/06/25 12:11:51 sKZO+8P80
帰宅ラッシュの時間にさしかかるところで港区某所のビルの入口の柱の陰に女性が倒れてた。
数人が声をかけても応答なく、痙攣をおこして顔色も土色で白目をむいていた。
女性が下半身にマフラーをかけ、男性が頭を抱えて起こそうとしてたので
「頭打ってたりするとおこさな方がいい」とか「救急車呼ぼう」と言うことで俺は119番した。
他の人も「呼吸大丈夫みたいだね」「水買ってきたほうがいいかね？」とか「コートかけたほうがいいのかな」と
ぽつぽつ心配して話していた。
すると直ぐに、倒れていた女性の友人らしき女性２人が来て「大丈夫です。」「みないで！みせものじゃない！」
周りにいた人たちは離れたが、俺もたぶん周りの人も気になってて遠巻きに見ていたら、女性の背中を摩ったり
しているうちに意識回復。
マフラーかけた女性が「救急車きますけど大丈夫ですか」というと「もう大丈夫です見世物じゃない！ほっといて！」
といって倒れていた女性を抱えるように歩いて行った。
マフラーは起き上ったときにそのまま道路に落ち、救助しようとしていた女性は苦笑いしてマフラーを拾った。
救急車が来たので3人が消えたほうを指さし事情を説明。
あとは住宅街で倒れていた中年の男の人。
真冬にサンダル履きだったけど、こざっぱりしててホムレスには見えない。
話しかけたら「苦しい。救急車呼んで。」という。苦しいという割に寝転がったまま「煙草くれ」という
「苦しいならやめたほうがいい」というと自分のポケットから煙草を出し、押しつぶした苦しそうな声で世間話。
救急車到着し、隊員が出てくると「今日はどしたの？」脈とか一通り診て「また通りすがりの人に迷惑掛けたんだね」
「この人、よくあるんです協力ありがとうございます」と言われ、まあ何でもなくてよかったと俺も帰った。
多分てんかんとかで、その3人は慣れていたんだろうけど下手に声掛けるのも救急車呼ぶのも考えてしまうようになった。