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▽ミサイル発射装置を配備 北京五輪会場の周辺(共同通信)
北京市にある北京五輪のメーン会場、国家体育場の周辺で24日までに、地対空
ミサイルの発射装置が配備された。
配備されたのは国家体育場から約1キロ離れた五輪センター体育場のそばで、周囲は
柵で囲われている。柵の内側に発射装置が2基あるのが確認でき、近くには装甲車の
ような軍用車両やレーダー装置もあった。
敷地内では軍兵士らが警戒に当たり、緊張感が漂っていた。柵の外側は一般道で、
散歩をしていた男性は「数日前に配備されたけど、実際に使うことはないだろう」と話した。
中国では3月、国内線でガソリンを使った航空機テロ未遂事件が起きており、当局は
テロ対策を強化。北京市中心部の上空は航空機の飛行が禁止されている。
テロ発生が懸念された2004年のアテネ五輪では、地対空誘導弾パトリオットを
含むミサイルが配備された。
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