08/06/24 18:57:24 0
・自動販売機でのたばこ購入に成人確認が義務付けられる7月まであと1週間と迫る中、
成人識別カード「taspo」ナシで買えることで話題の顔認証型自販機に“大問題”が潜んで
いることが23日、分かった。購入者の顔のしわやたるみなどを機械が読み取り、成年か
否かを判断する自販機だが、なんと雑誌の顔写真で買えてしまうのだ。
6月に顔認証型の導入が始まった大阪市。サンケイスポーツ記者が検証してみた。
まずは自販機に備え付けられた鏡に、雑誌の50代ぐらいのオヤジの写真をかざす。
2~3秒静止したままボタンを押すと、内蔵カメラが反応し音声とともに購入OKの表示が。
自分の顔を使わず雑誌だけで簡単にたばこが買えてしまった。
市内の別の顔認証型で試したが、結果は同じ。「大阪はノリがええのか」と勘ぐり、
おしゃれな街・神戸まで向かったが、やはり購入できた。三十路過ぎの女性タレントの
顔写真で試してもOKだった。
オヤジの顔写真は直径約15センチ、女性タレントの顔写真は約8センチ。3センチほどの
顔写真は認証されなかった。大人の顔写真すべてが成人確認されるわけではなく、一部で
“対応可”というわけだ。
現在、財務省が成人確認を認めている自販機はtaspoと運転免許証方式。顔認証型を
開発した自販機メーカー、フジタカ(京都府長岡京市)は認可待ちの状態だ。
同社によると、顔認証型は全国で4000台設置されており「義務化に先立ち運用を開始
している状況」という。
今回の問題について、同社はサンケイスポーツの取材に「ごくまれに写真で買える」と認めた。
ただ「現在は生体確認が必要な、写真を受け付けないバージョンを開発している。あとは
機械をバージョンアップさせるだけ」と説明。「早急に準備を進めている。(7月1日までに
間に合うかなど)時期は言えない」とした。
未成年でも買える“抜け穴”があるなら大問題。たばこ自販機問題は混乱が続きそうだ。(一部略)
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