08/06/24 16:38:06 0
大阪府茨木市で2004年11月、乗用車を暴走させて男女5人をはね、2人を殺害したとして、
殺人と殺人未遂罪に問われた元新聞配達員の男(27)の控訴審判決が24日、大阪高裁であった。
古川博裁判長は、心神喪失状態だったとして無罪(求刑・無期懲役)とした1審・大阪地裁判決を支持、
検察側の控訴を棄却した。
男は、自殺の道連れに通行人を殺害しようと04年11月18日早朝、茨木市内の路上で、
自転車に乗っていた会社員・村田忠治郎さん(当時61歳)と同・米林和夫さん(同56歳)を
乗用車ではねて殺害、男女3人に重傷を負わせた、として起訴された。
男は1審初公判で「悪魔に命令された」と主張。
1審公判中の精神鑑定は「統合失調症のため、犯行時は心神喪失状態だった」とし、
07年2月の1審判決も心神喪失を認定して無罪を言い渡していた。
(2008年6月24日15時50分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)