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★クジラの肉 2年連続値上げへ シー・シェパード影響
・米環境保護団体「シー・シェパード」による調査捕鯨妨害の影響で、捕鯨頭数が計画を
大幅に下回ったのを受け、調査捕鯨を行う日本鯨類研究所(鯨研)が市場に販売する
鯨肉を値上げすることが23日、分かった。鯨研の鯨肉販売を指導する水産庁が
値上げを認める方針を固めた。値上げ幅は6%程度にする方向で両者が協議している。
値上げは昨年に続き2年連続。
調査捕鯨船団は、昨年12月から今年3月に南極海で、900頭のクロミンククジラを
捕獲する計画だった。しかし、今年1~3月に合計約30日にわたってシー・シェパードの
抗議船に追尾され、薬品の入った瓶を投げつけられて乗組員ら3人が負傷するなどした
結果、捕鯨頭数は約6割の551頭にとどまった。
このため、市場に販売できる鯨肉も当初の計画から大幅に減少。このままでは鯨肉の
販売代金などでまかなわれている調査捕鯨の資金が大幅に不足するため、鯨研が
不足分の一部を鯨肉の価格に転嫁して補うことを、水産庁が認めた。
昨夏、ミンククジラの肉の卸価格は赤肉で1キロ当たり平均1990円程度だったが、
値上げされれば、今夏は2100円程度になるとみられる。
日本は国際捕鯨委員会(IWC)の決議を受け入れて商業捕鯨を一時中止しているが、
科学的調査の目的で行われる調査捕鯨と、その結果得られる鯨肉の販売は、国際捕鯨
取締条約で認められている。
鯨肉は、水産庁の指導を受けて鯨研が卸価格を決定。船会社「共同船舶」に委託して
市場などで販売しており、収益は調査捕鯨の費用に充てられる。
今年は燃料価格の高騰もあり、南極海の調査捕鯨終了直後から資金の不足が指摘
されていた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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