08/06/23 17:16:33 0
(>>1のつづき)
『論語』憲問(けんもん)篇にこうあるではないか。「士(し)たるに居(きょ)を懐(おも)えば(安楽な生活を
思うような者は)、以(もっ)て士と為(な)すに足(た)らず」と。
大阪府民の橋下知事支持率は8割を超えている。福田康夫首相はさぞかし羨(うらや)ましかろう。
しかし、それはタレント人気ではない。ここが肝腎(かんじん)。橋下氏がこれまでの府政の大嘘の皮を
次々と引っ剥(ぱ)がしているからなのだ。
例えば、〈文化〉なるもの。上方演芸のために年間2億8000万円もの賃料を吉本興業に支払っていたとのこと。
そんな大金があるのなら、いま散逸(さんいつ)しつつある上方人(かみがたじん)の漢詩集
(江戸から明治・大正)の収集に、年間その100分の1でも充(あ)ててこそ真の〈文化〉行政だ。
けれども、そうした文化行政はなかったので、心ある人が自腹を切って収集しているのが実情。
でもそれでいいのだ。そういう民間の努力があって文化は生き残ってゆくのである。
上方演芸グループはなぜ行政にぶらさがるのか。大衆演芸ならそれらしく他人に頼らず自力で
生きてゆけ。ストリートプレーヤーの逞(たくま)しさがない大衆演芸〈文化〉などつぶれてもかまわない。
月給2日前から生活が苦しいだの、上司が尊敬できないので仕事をしないだの、安給料だと人は
集まらないだの、行政にぶらさがっての漫才だのと、よう言うわ。よう言わんわ。欠けているんですなあ。
根本を見る目が。『論語』学而(がくじ)篇に曰(いわ)く「君子(くんし)は本(もと)を務(つと)む。
本(もと)立(た)ちて道(みち)生(しょう)ず」と。(かじ のぶゆき) (以上)