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★iPhone上陸でどーなるケータイ夏戦線、迎え撃つ国内メーカーの戦略は?
・NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクモバイルが新製品を発表し、08年のケータイ夏モデルが
出揃った。夏商戦で携帯電話メーカー各社は機能やデザインで工夫をこらした端末投入で
シェア拡大を狙う。一方、米アップルの「iPhone」が今夏に日本に上陸。市場での競争が
激化しそうだ。
「全機種にワンセグを搭載して展開する」―08年夏モデルの商品説明会でパナソニックモバイル
コミュニケーションズ(PMC)の瀧川裕・商品グループ統括参事はこう強調した。
中心は松下電器産業の薄型テレビ「VIERA」の名を冠したワンセグ端末「VIERAケータイ」。
ドコモ、ソフトバンクに供給する。
NECは「ラインアップの拡充」「デザイン」の二本柱で展開する。「ラインアップの拡充」では
主軸のドコモ向け端末に加え、供給を再開したソフトバンク向けの機種を加えた8機種を
08年度上期に投入。「デザイン」の目玉は、女性ユーザーを狙い、ブランドや雑誌とのコラボ端末。
ドコモ向けでサマンサタバサと組んだ「N906iμ」、フランフランとコラボした「N706i」、ソフトバンク
向けはファッション雑誌「GLAMOUROUS」が監修した「821N GLA」を揃えた。
さらに今後、重要視しているのが固定網と携帯の両方を利用できる端末だ。
高画質の液晶ディスプレイ技術を採用したケータイを展開、08年5月末にはワンセグ端末の
累計出荷台数が1000万台を突破したシャープ。同社では新しいユーザーインターフェイスを
採用した操作が簡易な端末をドコモ、ソフトバンク、auに供給し、ユーザー獲得を図る。
その代表例が「タッチパネル」と指でポインタを操作する「光タッチクルーザー」。いずれも
使いやすさを追求して開発した技術だ。
携帯電話市場では三菱電機が事業から撤退。三洋電機も携帯電話事業を京セラに売却し
淘汰・再編が始まった。「BCNランキング」で08年5月から過去1年間の携帯電話メーカーの
販売台数シェアをみると、シャープとPMCの2強が2ケタのシェアを確保しトップを争う一方、
その他のメーカーは1ケタに留まるという構図が鮮明だ。(>>2-10につづく)
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