【コラム】日本のタンカーを救ってくれたドイツに、福田首相からは謝意なし…メルケル首相ありがとう(産経)at NEWSPLUS
【コラム】日本のタンカーを救ってくれたドイツに、福田首相からは謝意なし…メルケル首相ありがとう(産経) - 暇つぶし2ch2:きのこ記者φ ★
08/06/23 11:48:57 0
(続き)
海賊取り締まりは、海上保安庁と同じ権限を与える海上警備行動が発令されれば、できるが、
警察行動でしかなく、海賊撃退はできない。撃退は自衛権の発動である防衛出動が
首相から命じられ、初めて可能だ。
ただ、これも組織的かつ計画的な武力攻撃が条件になっており、海賊には適用されない。

これらは自衛権発動の要件を「わが国に対する急迫不正の侵害がある」などと、
極めて狭く解釈した結果だ。ほとんどの国は、自衛権とは国家が自国または自国民に対する
急迫不正の侵害を除去するため、やむを得ず行う防衛の権利としている。

日本がこれを適用しないのは、自衛権が明記されていない憲法の解釈によるためだ。
それに伴い、海賊などに対処する「平時の自衛権」や「自国民侵害」対応がすっぽり
抜け落ちてしまった。海自は海賊行為を座視するしかないのが現実だ。

一方で日本は海賊行為抑止を国際的に約束している。
12年前、日本が批准した国連海洋法条約第100条は「すべての国は、最大限に可能な範囲で、
公海その他の場所における海賊行為の抑止に協力する」とうたっているからだ。

6月2日には国連安全保障理事会が、ソマリア沖での海賊行為制圧に向け
「必要なあらゆる措置」を取る権限を各国に与える決議を採択した。
日本は共同提案した16カ国に連なった。

これは奇怪としかいいようがない。矛盾を抱える日本がのたうちまわり、結果として信頼を失うのは
目に見えている。海賊などへの実効的対処を含め、国際共同行動に参加する法整備が
求められるゆえんである。
(記事終


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch