【論説】 「秋葉原事件…携帯で現場撮影する人々が叩かれているが、日常的コミュニケーションの行為に過ぎない」…産経エクスプレスat NEWSPLUS
【論説】 「秋葉原事件…携帯で現場撮影する人々が叩かれているが、日常的コミュニケーションの行為に過ぎない」…産経エクスプレス - 暇つぶし2ch1:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
08/06/23 10:40:40 0
・産経新聞社では昔、ハトを飼っていた。入社してから、何人もの先輩にそう聞かされた。
 屋上には鳩舎(きゅうしゃ)。ほんの数十年前、取材の現場でフィルムをハトにくくりつけ、
 会社まで運ばせていたという。

 その後、通信手段は著しく発展した。誰でも携帯電話で気軽に撮影し、写真を送信できる
 時代。新聞社の伝書バトは、もはや都市伝説めいている。

 東京・秋葉原の歩行者天国で起こった事件では、現場に居合わせた多くの人たちが、
 携帯やカメラで写真を撮っていた。後日、彼らを無神経だと批難する声が報道された。

 あの日、私も秋葉原に出かけるつもりだった。少し出発が遅れたおかげで事件に遭遇
 することはなかったが、今でも考えてしまう。もしも、被害者になっていたら。もしも、
 被害者を救護していたら。
 そして、もしも、事件を遠巻きに眺める群衆の1人だったら。携帯か持ち歩いている
 カメラで、私も写真を撮っていたはずだ。目前で起きていることを、とにかく記録しなければ
 という強い気持ちにかられて。

 実際、そうした人たちが撮影した画像は事件直後、マスコミに提供された。彼らを責める
 ことは容易だが、その画像が、事件の貴重な証拠になった可能性も否定できない。
 混乱をきわめたであろう、あの日、秋葉原で、誰がそれを判断できただろう?

 驚くようなことに出合ったとき、私たちは親しい人に伝えようとする。一昔前なら、会って
 話し、遠距離なら手紙や電話。携帯やネットの登場でコミュニケーションはさらに加速し、
 広がった。個人が得た情報は、ブログなど、不特定多数に向けたメディアでも発信できる
 ようになっている。
 携帯やカメラでの撮影は、被害者や懸命に救護された方々の心情を思えば、決して
 ほめられた行為ではないのかもしれない。しかし、多くは誰かを傷つける意図はなく、
 日常的になりつつあるコミュニケーションの行為に過ぎないのではないだろうか。

 私たちは、どこを視座に秋葉原の事件と向かい合えばよいのか。群衆の行為ひとつにしても、
 あの日から悩み続けている。伝書バトの時代はもう、戻らないから。(猪谷千香)(一部略)
 URLリンク(www.iza.ne.jp)


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