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埼玉通り魔殺人:被告に懲役27年 さいたま地裁判決
埼玉県草加市の市道で07年9月、面識がない近くの無職、小川昭三郎さん(当時78歳)を
刺殺したとして殺人罪などに問われた住所不定、無職、苅部操一被告(30)に対し、さいたま地裁の
中谷雄二郎裁判長は20日、懲役27年(求刑・無期懲役)を言い渡した。
判決は、通り魔殺人が多発する状況について「多くの市民に恐怖や不安を覚えさせて
社会問題となっている。厳格な対応が求められる」とも述べた。
判決によると、苅部被告は「誰でもいいから人を殺したい」と考え、歩いて帰宅途中だった
小川さんの胸や腰をペティナイフ(刃渡り約12センチ)で刺した。
弁護側は「統合失調症のために心神喪失だった」と無罪主張したが、判決は責任能力を認めた
検察側の精神鑑定結果の信用性を認め「完全責任能力があった」と判断した。【浅野翔太郎】
毎日新聞 2008年6月20日 23時15分(最終更新 6月20日 23時24分)
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