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・ホステス、キャバクラ嬢と言えば水商売の代名詞。色眼鏡でみられがち…というのも、
どうやら今は昔の話らしい。ある調査では、キャバクラ嬢になりたい若い女性が増えている
という結果まで出た。
調査は、「下流社会」で知られる消費社会研究家の三浦展さんによる、Z世代(15~22歳)への
携帯サイトを使ったアンケート。詳しくは三浦さんの新著「日本溶解論」に譲るが
▽歌手、ミュージシャン▽公務員▽経営者、社長▽OL-など30の選択肢から「なりたい職業、
してみたい仕事」を選んでもらったところ、「キャバクラ嬢・ホステス」が9位だったというのだ。
ところで、キャバクラってどんなところなのか。
トレンドウオッチャーでキャバクラ研究の第一人者、木村和久さんに教えを請うた。
「キャバクラは、ショーなどを見せるグランドキャバレーの楽しさと、高級クラブの豪華さを
合わせた『キャバレー調クラブ』がコンセプト。82年に新宿に開店した『マイウェイ』が第1号です」
「キャバクラ」の呼び名は「キャバレー調クラブ」から「キャバレークラブ」、さらに「キャバクラ」
「クラキャバ」と縮まり、語呂がいいので「キャバクラ」に落ち着いたということらしい。
クラブと違うのは「明朗会計、時間制」。木村さんは「1時間5000~1万5000円で、
延長料金はいくらというのがシステム」という。ちなみに、キャバクラ嬢の時給は3000
~5000円が相場だ。
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六本木のキャバクラに出撃、働く女の子に話を聞いてみた。
はるなさん(19)=源氏名、以下同じ=は法政大の2年生。公共政策を勉強しており、
米国留学をしたいと話す。「生活費だけで年200万円ぐらいかかるらしいので、できるだけ
ためたいんです」。塾でも週2回教えている。留学費用は親に出してもらえないのか、と尋ねると
「これまでいろいろしてもらっているし、やりたいことだから」。キャバクラでのアルバイトは
両親公認だが「一つでも単位を落としたら、大学をやめさせる」と言われているそうだ。
(>>2-10につづく)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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