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堺の公園に「雀荘」、府が特定グループの独占使用容認
大阪府が、府営大泉緑地(堺市北区)内に、マージャンなどの遊技場に使用させる目的で
屋外休憩所を新設し、5年前から委託契約もせずに近所の男性に管理を任せていたことがわかった。
休憩所は四方をシートで覆われ、男性の知人らのグループが事実上、独占的に使用。他の利用者からは
「公共施設なのに不公平」との苦情が出ており、府の管理姿勢に批判が集まりそうだ。
同緑地は府が1972年に開設。約100万平方メートルに野球場やテニスコートなどがある。
問題の休憩所は「集いの広場」(796平方メートル)。あずま屋3棟が整備され、緑地内の
11休憩所で唯一、鍵付きの鉄製フェンス(高さ2メートル)で囲まれている。
府によると、98年ごろから、マージャンや将棋をするグループが、市民の憩いの場である緑地内の
中央休憩所を占拠し始め、他の利用者から苦情が出るなど問題化。府がリーダー格だった男性に
「マージャンや将棋用に新たに場所を設けるので移動してほしい」と提案し、2003年4月、
1900万円かけて「集いの広場」を新設、男性に鍵を預け、管理を任せたという。
男性は毎日午前9時までに錠を開け、午後6時ごろに施錠。フェンスには「利用自由」と表示しているが、
周囲をシートで目隠しした上、マージャン台などを持ち込んで雀荘(じゃんそう)のようにし、男性の知人ら
約40人が日常的に使用し続けている。「『新参者は入って来るな』と追い出された」「中で何をしているか
見えない。もっと開放的にすべきだ」と訴える利用者もいる。
(>>2-10に続く)
(2008年6月18日読売新聞)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
マージャンなどの遊技場として独占的に使用されている屋外休憩所(堺市北区の大泉緑地で)
一部画像加工しています=浜井孝幸撮影
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