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東北地方に甚大な被害をもたらした岩手・宮城内陸地震をめぐり、漫画家の故手塚治虫さんが30年前に
代表作「ブラック・ジャック」の劇中で描いた地震が今回と発生時刻、規模がほぼ一致、地域も同じ東北だと
して、インターネットのブログや掲示板で取り上げられている。
昭和53年7月24日発売の少年コミック誌「週刊少年チャンピオン」に掲載された「もらい水」という一話の中で、
主人公が遭遇した地震について発生年の記述はないものの、「6月14日午前8時ごろ、東北一帯にマグニチュード
7・5の地震発生」とある。
今回の「6月14日午前8時43分」「マグニチュード7・2(推定)」とほぼ一致し、ネット上では「(手塚さんは)何かを
感じ取っていたのか」「偶然だろう」とさまざまな意見が飛び交っている。
少年チャンピオンを発行する秋田書店(東京)の担当者は「あくまで偶然。コメントは特にない」と困惑気味だが、
ブログに地震のことを記した岩手県北上市の主婦(39)は「偶然とはいえ、手塚さんのカリスマ性が『もしかしたら
予知していたのか』と思わせる」と話す。
ブラック・ジャックは難病患者らを神業のような手術で次々と治す医師が主人公で、昭和48~58年に同誌に連載。
コミック文庫本などを合わせて累計4000万部以上が売れた。
手塚作品の著作権を管理する手塚プロダクション(東京)の古徳稔出版局長(56)は「日時、場所、規模などが一致
しすぎて驚いています。でも偶然でしょう。被災地の方々には心からお見舞い申し上げたい」と話している。
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)