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・無差別殺傷事件から1週間たった15日、東京・秋葉原の中央通りは歩行者天国中止の
日曜日を迎えた。
沿道や駅頭には警察官が立つ厳戒態勢が敷かれ、滞留場所を失ったコスプレイヤー
(レイヤー)やカメラ小僧(カメ子)はひたすら歩き回るしかなかった。
“避難先”や“合法撮影ポイント”としてメイド喫茶などがにぎわった。
ゲームキャラの女装をした豊島区に住む専門学校生(20)は「きょうはそこらじゅう歩き回って疲れた。
ホコ天は撮影場所であり休憩場所でもあったんです。カメ子は少ないし、レイヤーはいったい
どこに行けばいいのか」と憤った。
千葉在住の男性パフォーマー(23)は「早くホコ天を再開してほしい。ホコ天を中止することが
事件の解決策とは思えない」などと延々と不満をぶちまけた。
横から仲間の男性が「ヲタ芸を踊る場所を返せ!」と叫んだ。
1973年に始まった歩行者天国の一時中止が決まってから初の日曜日。事件現場となったアキバの
メーンストリートである中央通りには十数メートル間隔で警察官が立ち、周辺一帯を頻繁に
パトロールした。平日にはゲリラ的に即席撮影会やライブなどのパフォーマンスが行われる
JR秋葉原駅前でも早朝から警察官が目を光らせた。
たまる場所のなくなったアキバで、歩き疲れたカメ子やレイヤーはメイド喫茶やゲームセンター
などに逃げ込むしかなかったという。「歩きっぱなしじゃ体力が続かないですよ」と弱音を吐く
男性もいた。
一方、街頭でビラを配るメイドさんは「事件の影響でお客さんが減るかと思っていたら、むしろ
多かったですね」と話す。全体的には人通りが少ないと感じる商店主が多い中、複数のメイド系
店舗に確認したところ、日曜日の客入りとしはまずまずで初めて来る客が目立ったという。
通常の日曜日であれば、歩行者天国にはきわどい衣装の女性レイヤーやB級アイドルが
あふれる。あっという間にカメ子の輪ができる。ひたすらシャッターを切るカメ子軍団には、
地面すれすれからスカートの中を狙うローアングラーも少なくない。(>>2-10につづく)
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