08/06/17 17:23:02 kTRj+SF7O
死刑に抑止力が全くないと断言する人間は視野狭窄に陥ってはいないか。
法学的に見れば、抑止刑論や段階的罪刑カタログ、果ては刑法そのものを
脅かしかねない危険な論、余程死刑の虜になっていなければ唱えられない話だ。
また一般的に見るに、死刑に全く抑止力がないということは、換言すれば
全て死刑相当の犯罪を犯す者は死を恐れない者ということになる。
死を恐れるというごく最低限度の思慮のある人間は(刑罰がどうあろうが)
絶対に殺人や強盗殺人を犯さないという論だ。にわかには信じられぬ話である。
死刑につき、他のマイナスポイントを補ってあまりあるほどの抑止力があるかは
疑問とするのが一般的であるし、また自分自身そうであろうと考える。
しかし社会的観測の難しい事例を持ち出して無い無い言い張る奴は、
本当に死刑の虜になって他のことに目がいかない奴だと思える。