08/06/17 14:19:31 fuzEGp2v0
僅か3年ほどで6000本のビデオを収集し、
それ以後も「オタク」という文化の象徴であり、
且つ、象徴でありながらその実像は、一度は誰もが接した事のある
あの「気味の悪い連中」の一人でしかないと思われた宮崎勤。
宮崎勤事件以来、ルックスや性質が不遇な全ての男子が「宮崎的」、という
蔑称を与えられてしまうが、僕らは宮崎ほどの強烈さの一片も持ち合わせてはいない。
それくらいに強烈な、この世に生み出された人間なのだというその事実を
僕らに当てはめてながら考えてしまうのは、彼にとって失礼なのだろう。
実際は、まさに自己中心的で、ご都合主義的な三文芝居であり、
自意識過剰な復讐劇であったと言えるが、そこに至るまでの
彼自身のリビドーとその強度は、誰しもが持ち得るものではない。
少なからず、彼は神だ。