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2008/06/13-15:17 キヤノン研究員に労災認定=過労自殺認める-静岡の労基署
静岡県内の踏切で2006年11月に投身自殺したキヤノン(東京都大田区)の
研究職男性=当時(37)=について、沼津労働基準監督署(静岡県沼津市)が
過労自殺として労災認定していたことが13日、分かった。認定は6日付。
代理人で過労死弁護団全国連絡会議幹事長の川人博弁護士によると、男性は
1992年に研究職としてキヤノンに入社、97年から同社富士裾野リサーチパークに勤務。
05年4月には異動で業務内容が大きく変わり、06年4月からはサブリーダーという
役職に就き、自分の研究に加え後輩指導も担当になった。
リサーチパークでは、残業は午後10時までとされていたが、同年11月には研究成果の
発表会があるため、男性は仕事を自宅に持ち帰り、午前3時まで働くこともあった。
同年8月下旬から約2カ月間は休日がなく、特に自殺した11月の時間外労働時間は
約260時間だったという。
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