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太平洋戦争中、中国山西省に進駐した日本兵に連行され、
性的暴行を受けた中国人女性、万愛花さん(78)が十三日、
支援者に招かれ訪れている神戸から、福田康夫首相に手紙を送った。
その中で万さんは、同様の被害を受けた中国人女性らとともに
日本で起こした訴訟を踏まえ「裁判所は日本の罪を何度も指摘した。
なのに、日本の国はどうして謝罪や賠償をしないのか」と訴えた。
万さんをはじめとする中国人女性や遺族ら十人(うち六人は死亡)は一九九八年、
総額二億円の損害賠償を国に求め提訴。一、二審は、十人が主張した加害行為と被害を認定しながら、
日本兵の行為は国家賠償法施行以前の明治憲法下の不法行為であるため、
国は損害賠償責任を負わない-との判断を下した。
二〇〇五年、最高裁で十人の敗訴が確定した。
万さんらは、東京で開かれている戦争展の開会行事などに出席した後、
神戸を拠点に活動する市民団体に招かれた。支援者が多く、
提訴直後に被害を証言した思い出の地、神戸から首相へ手紙を出すことにした。
万さんは「何も悪いことをしていない私がどうして裁判で負けなければいけないのか。
次世代のためにも良心ある日本の人らとともに闘いたい」と話した。
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
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