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「蟹工船」よりこっち読め!↓
自動車絶望工場―ある季節工の手記 (講談社文庫) (文庫)
鎌田 慧 (著)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
著者の鎌田氏「私がルポと書いた1970年代より(今は)劣悪。
季節工には家賃や光熱水費が無料の寮が用意されるが、派遣は有料。
食うのが精一杯で、収入が減れば家賃も払えず追い出される。
下流社会にも”格差”が生じている」と言う。
・1970年代のトヨタ自動車工場内部を著者自身の経験のもと工員としての視点で実情が
書かれている貴重な本。
・働く喜びって、なんだろう。毎日、絶望的に続くベルトコンベア作業の苛酷さ。
現代の矛盾の集中的表現としての自動車は、 労働の無内容さと人間の解
体を満載し、排気ガス、石油資源などの諸問題を前にして、いま大転換を迫
られている。自ら季節工として働いた体験を、生きいきと再現した傑作ルポタージュ。