08/06/13 18:59:49 0
にわかには信じられないのですが、「ジェネパックス」という会社が、
直接水を供給することによって発電する「ウォーターエネルギーシステム(WaterEnergySystem)」(略称:WES)というのを
開発することに成功したそうです。
これはいわゆる水素燃料電池の開発を背景としており、水素燃料電池と比較すると水素発生にかかるコストが少なく、
CO2の排出もないとのこと。
また、貯蔵に関する安全性の問題がないため、広く普及することが期待できるそうです。本当なのでしょうか?
というわけで、本日午前10時半から大阪府の議員会館2階で行われた説明会に行ってきました。
当日はこのシステムを使ったデモや、実際にこのシステムを使って走行する自動車が登場しました。
・質疑応答
Q:「日経エレクトロニクス」からの質問。セルの中では結局水素が移動しているわけだが、
水を水素イオンに換えるのは触媒なのか?水1リットルで何ワットぐらい作れるのか?寿命はどれぐらいなのか?
A:水素発生のところは質問の通りで、物理エネルギーや電気エネルギーは加えておらず触媒による反応のみ。
1セルで0.7ボルト、ワットで言うとセルの面積と関係しており、青いカバーをしているスタックで120ワット、
セルが40枚入っている。出力で言うと6~7アンペア程度。全体で500ワット、1キロワット出せと言うのも可能。
Q:120ワットの場合、水はどれぐらい必要か?
A:青いスタックで言うと250ccで1時間半ぐらいはずっと動いている。装置の大きさにもよりけりなので簡単には言えないが、
白いスタックであればこれより大きいのが入っているので2リットルで7時間ぐらい動く。
Q:1リットルでどれぐらい走ることが可能なのか、速度はどれぐらい出るのか?
A:1リットル入れて1時間ぐらい走る。時速はサーキットなどを借りて実験した方がいいと思うが、
時速80キロぐらいまでは出たことがある。
Q:自動車に積むようなスタックでどれくらいの価格がするのか
A:手作りなのだが、現在、200万円ぐらいかかっている。普及ベースでは10分の1程度で済むはず。
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