08/06/13 15:36:19 0
(>>1のつづき)
2ちゃんねるに書き込んでいた心境を被告は吐露した。
弁護人「2ちゃんねるにはまるのは自由に話せるのがその場だけだったから?」
被告「それもありますし、いろいろな自分を演じられ、いろいろな持論を展開できるのが魅力でした」
一方、検察官は再犯の恐れをただした。
検察官「『岡田有希子が自殺したのは○○が要因の一つ』と言ったが、それを○○のファンに分からせたい?」
被告「ないといえばうそになるが、今後そんなことはしない」
検察官「最初は普通のやりとりだったけどエスカレートした。またエスカレートしないか」
被告「2カ月勾留された今振り返れば、あのときは平常心じゃなかった。心がけとしては2度としない」
検察官「友人や相談できる人はいなかった?」
被告「いないこともないが、私の年齢で幼稚な遊びをしていることに羞恥心があり、周囲に言えなかった」
裁判官は被告の持論の根拠に切り込んだ。
裁判官「岡田有希子が自殺したのは○○が原因と考えた根拠は?」
被告「岡田有希子が自殺する数日前、コンサートを控えて多忙なのに、○○に呼び出されて、鬱病が
テーマの映画を見せられた。それが最も重要な点です」
裁判官「どういうことから知った?」
被告「ネット、当時の雑誌、インタビューをヤフーオークションで集めて、総合して判断した」
しかし、なぜ被告は亡くなった岡田有希子さんに平常心を失うまで傾倒していたのだろう。
答えは弁護側の最終弁論にあった。
弁護人「被告は自分が幼いころいじめを受け、20歳のときに自殺未遂をした。その自分と、
岡田有希子を重ね合わせていた」
検察側は「自己の妄信を分からせようと、実在する児童を殺害すると予告した犯行態様は悪質」
として懲役2年を求刑した。
判決は6月23日に言い渡される。(以上、一部略)