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・「裁判が始まったら、粛々と対応するしかありません」
週刊少年サンデーを発行している小学館の広報室では、今回の訴訟騒ぎについてこう答えた。
編集者らの実名がある訴状や陳述書までブログで公開されたことについては、「こういうのは
珍しいですよね」とこぼすだけだった。
訴訟を起こしたのは、サンデーに「金色のガッシュ!!」を連載した雷句誠さん。訴状などに
よると、小学館はガッシュのカラー原稿5枚を紛失し、賠償金などを50万円とした。しかし、
芸術品としての価値をネットオークションの落札額などをもとに考えると、330万円が相当
だとして損害賠償を求めている。
一方、訴訟まで起こしたのは、動機があるとした。陳述書によると、それは、「あまりにも
編集者、出版社と言う物が漫画家を馬鹿にし始めた」ことだという。この中で、雷句さんは、
小学館の編集者らは、漫画家を対等とみなさず、けんか腰であり道具扱いすることが
たびたびあったとしている。さらに、編集者らは、資料を集めたり、ネタを考えたり、十分な
仕事をしてくれなかったと訴えている。
雷句さんは、5月21日付日記で、サンデーや小学館の仕事はしないと告白して話題になっていた。
その理由が今回の提訴で分かった形だ。6月8日の日記によると、400通近い応援メールが
届いているという。
この告白と前後して、漫画家が次々にブログで苦言を呈している。サンデーに1月まで
「ワイルドライフ」を連載していた藤崎聖人さんは、3月のブログ日記で、努力して描いてきた
ことを喜びながらも、「5年間ワイルドライフを描いてきて ぶっちゃけ心の底から"よかった"と
思ったことなど ひとっつもないくらい、忘れたいくらい いい思い出のない作品」と漏らした。
藤崎さんは現在、小学館のビッグコミックスピリッツで別作品を連載している。
また、現在サンデーに「神のみぞ知るセカイ」を連載している若木民喜さんは、自らのブログの
4月5日付日記で、上京して9年目でも原稿料が上がらない苦悩を明かした。この日、「銀行の
残高が1万円を切った」とも。(>>2-10につづく)
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