08/06/12 22:36:12 0
アメリカ運輸保安局(TSA)は10日ホームページで、
乗客の衣服の下を「透視」できるスキャンシステムを、ワシントンなど10の重要な空港に導入すると発表した。
AFP通信の報道によると、今月からレーガン空港、ボルチモア国際空港およびダラス、ラスベガス、アルバカーキ、
マイアミ、デトロイトなどの空港で、このスキャンシステムが利用されるという。
一部空港ではすでに設置が完了しているとのことだ。
このスキャンシステムの大きさは、ホテルの入口になどにある回転ドアと大差ない。
微量の電磁波で人体をスキャンし、
1分程度でその乗客が服の中に銃や爆弾、ナイフなどを隠し持っていないかどうかをチェックできるという。
プライバシーに配慮するため、スキャンされている乗客の顔の部分ははっきりとは写されない。
また、スキャン画像はすぐに削除され、プリントアウトも転送もできないようにされる。
スキャン画像はスキャン現場から隔離された場所で、決められた担当者しか見ることが許されない。
さらにこの装置でのスキャンを受けるかどうかは、乗客自身が決めることになっている。
報道によると、このスキャンシステムは今年4月、すでにアリゾナ州の国際空港で運用がスタートされている。
アメリカ人の多くは、このスキャンシステムは「プライバシーを著しく侵害する」として使用禁止を求めている。
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