08/06/12 20:37:23 0
12日の日豪首脳会談は、中国との協力関係を重視するリーダーが両国に誕生し、
新しいアジア太平洋の秩序を模索する第一歩となった。
懸案の捕鯨問題は、事実上棚上げし、融和ムードを演出した。
会談では、ラッド首相が「中国も含めたアジア主要国が幅広い問題を議論できる共同体を
目指そう」と提案し、福田康夫首相も「中国が建設的に関与していくことが重要だ」と応じた。
新共同体構想はラッド首相の提案で、20年までに日米豪中印などで政治、経済、
安全保障などで幅広く協力する枠組みを作ろうというもの。
安倍前政権で打ち出した日米豪3カ国の連携強化は、中国政府から「中国包囲網」と受け止められた。
福田首相と、中国語に精通した外交官出身のラッド首相の登場で、
両国の対中外交は路線が変わりつつある。
今回の首脳会談は「中国包囲網」と見られた路線の軌道修正と言える。
ソース
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