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旧日本軍の「従軍慰安婦」問題を特集した番組がNHK側によって無断で改編され、
番組に抱いていた「期待と信頼」(期待権)を侵害されたとして、取材に協力した
女性団体がNHK側3社に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が12日、
最高裁第1小法廷であった。
横尾和子裁判長は、3社に計200万円の支払いを命じた2審東京高裁判決を破棄、
女性団体側逆転敗訴の判決を言い渡した。NHK側の勝訴が確定した。
訴えていたのは、平成12年12月、従軍慰安婦に対する罪を裁く模擬裁判「女性国際戦犯法廷」
を開催した女性団体「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(バウネット)。
NHK側は法廷を取材するに当たり、バウネット側に「法廷の様子をありのまま伝える番組になる」と説明。
しかし、13年1月に放送された特集番組「問われる戦時性暴力」は、事前説明と異なり、
主要部分が大幅にカットされていた。
昨年1月の2審判決は「NHK側は政治家の意図を忖度(そんたく)して番組を
当たり障りのない内容に改編した。
バウネットの期待権を侵害したことによる不法行為責任を負う」と判断していた。
産経新聞 2008.6.12 15:29
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