08/06/11 21:34:13 c3BOUMe70
>>418 【日本は昔から多民族なんだから受け入れればいいのだ】
過日、新しい裁判員制度についての理解を求められ法務大臣の訪問を受けたが、
随行してきた法務省の若い官僚たちに 「移民法を改正すべく専門家として積極的に考えたらどうか」 と建言したら、
筋違いのことをいわれたような相手の無反応に驚かされた。
まあ考えてみればそれは、移民の有効性に関心のある他の役所や政治家からの要望なくして
法務省独自の意向ではままならぬことかも知れないが、
今日この時代に法律専門の官庁にその備えが全く無さそうというのも心もとない話だ。
日本の人口の減少は大分以前から知れていたことなのに、現在この事態になっても移民政策について
根本的な議論が見られぬというのはおかしい、というより政治家たちの時代認識の欠如、危機感の欠如というよりない。
私は議員時代から大幅に移民を迎え入れる体制を法律的にも整備すべきだといってきたが、
仲間内での反応は極めて乏しい、というより顰蹙(ひんしゅく)さえ買ったものだった。
反対論の根拠は、日本は日本人という単一民族で形成されている国家であって、
そこへ多くの異民族を迎え入れると国家社会のアイデンティティを損なうことになると。
しかし、日本の国民が単一民族から成っているなどというのは基本的に間違った歴史認識で、
我々の民族的ルーツは実は東西南北あちこちにあるのだ。
日本の国土に昔から住んでいたのはアイヌの人々と沖縄人であって、両者はほとんど同一の民族だが
他の日本人の多くはシナ大陸や朝鮮半島から渡来した。
昔の皇室の一部もそうだった。それは三種の神器の様式が証している。
それどころか、他のルーツははるか西のインドやモンゴルといった西域、あるいは南のポリネシア、メラネシアにまで及んでいる。
沖縄やトカラ列島に伝わるアカマタ、クロマタ、ボゼといった祭りの秘神の様式はそれを如実に証している。
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