08/06/11 16:15:37 /da9pm5w0
>イランも民族構成は複雑だから、それで攻めればいいんでない?
>イラクもアフガンも、宗教そこのけで肉弾の民族紛争やってるし。
イランは山岳地帯だから、イラン攻略は純粋な軍事技術的、戦術的に難しい。
米国が政治工作、陰謀でイラントップの首を切って挿げ替えても、
イラン民衆の草の根反乱で極端な反米政権になる。
米国は政治工作、陰謀でイランにシァー国王の親米政権を樹立させたことがある。
このシァー国王の親米政権は自国民を犠牲にして米国の命令を何でも聞いた。
米国は中東で都合の良いオモチャを手に入れた。
すると、親米=悪政で、水資源の不平等な分配が起こった。
米国の絶対命令で資本主義イデオロギーが極端に強引な手法で導入された。
その結果、金持ち資本家(ユダヤ人?)がイラクの貴重な地下水を揚水機で24時間くみ上げ、
高価な換金作物(ユダヤ人の砂漠の水耕巨大バラ?)に大量散布し浪費するようになった。
当然それで水が枯渇し大多数のイラン国民が水不足で困窮した。
そこでホメイニ師が現れ水不足で困っている民衆を集め反乱軍を作った。
ホメイニ師は米国に守られている親米政権を実力で倒した(イラン・イスラム革命)。
米国がそれなりに大きなコストで全精力を投入しイランに親米政権を作った。
それでふたを開けたら、極端な反米政権がたちまちできた。
今ならアメリカはああやったら良かった、こうやったら良かったと言えるが、
当時のアメリカは120%の力を出し、知恵を搾り、真剣にやった。全力投球した。
が、イランを支配するなんて米国の能力の限界をもともと超えていて、失敗した。
米国が国内外の英知を結集して120%の力を出し親米政権を支援した結果が、
イラン国内で水の不平等な分配→民衆蜂起→イスラム革命が起こってしまった。