08/06/11 01:36:54 ILQFMbYq0
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妄想性人格障害
妄想性人格障害の基本的な特徴は「猜疑心」と「敏感性」の二本柱です。
そして、これに伴うものとして「不信」「論争好き」「頑固」「自負心」があげられます。
つまり、猜疑心が強く、嫉妬深いタイプがこの人格障害の特徴です。
さらに、すぐに人をねたんだり、疑ったりするので社会になかなかとけ込めません。
また、ちょっとしたことで怒りを爆発させることもあります。
では、実際の例を見てみましょう。
(症例)主訴 会社でうまくいかない26歳の男性。一流企業に入社するも、
仕事がいまいちうまくいかずイライラしている。
仕事ができないことや周りの人より出世が遅れているのを
「自分が地方の私立大出身だから、上司は差別している」と疑い、
「他の人と同じ仕事を与えられれば、自分はそれ以上の実力を発揮できる」と信じている。
自分の才能を発揮できないのは、色んな人が邪魔をするからだと考え、
色々それを思い当たる節もある。
いつもそのことばかりを考えるので、時には激しい怒りを感じたり、
暗く落ち込んだりしていて困っている。
普段から周りの人とうち解けようとせず、気むずかしく、秘密主義な人間と思われている。
また、他人の欠点はよく批判するが、自分のことを言われるとカッ!!となって
口論になることが多い。
このような人が、妄想性人格障害の典型的な例です。
こういう人は、疑い深く、緊張感があり、感情は冷たく、考えが頑固です。