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元徳島県職員らによる汚職事件で、県南部県民局県土整備部元技術課長補佐の花房稔容疑者(54)と
贈賄側業者との癒着を県に通報した徳島市内の自営業男性が九日、飯泉嘉門知事を相手取り、一千万円の
損害賠償を求める訴訟を徳島地裁に起こした。男性は、県幹部二人が昨年十二月、男性の職場を訪れた際の
対応をめぐり、後日の定例会見で飯泉知事に虚偽の発言をされ、名誉を傷つけられたとしている。
訴状によると、男性は昨年十一月から十二月にかけ、花房容疑者の行為が県公務員倫理条例違反などに
当たるとして県に指導、教育を求める文書を送付。その後、花房容疑者が依願退職する前の十二月初旬に
特別職の県幹部が数回、花房容疑者の当時の上司が一回、男性の職場を訪れた。上司からは「土下座
させるから、もうこれ以上追及しないでくれ」などと花房容疑者への追及をやめるよう求められた。
このときの県幹部の対応について、飯泉知事は五月二十六日の定例会見で「文書回答で納得いかない場合は
面談して納得してもらう。何度か文書でやり取りしている」と発言したが、文書回答は一度も受けていないとしている。
さらに県幹部の対応は、追及をやめるよう求めるもので、誠意ある回答や対応とはいえないと指摘。男性は、
知事の虚偽発言で県民に対する自身の名誉を傷つけられ、社会的評価が著しく低下したとしている。
◎提訴され残念
飯泉嘉門知事の話 提訴されたことは残念。主張内容を確認した上で、裁判の中でしっかりと対応していきたい。
ソース
徳島新聞 URLリンク(www.topics.or.jp)