08/06/09 09:58:57 lHdqyibgO
★《日本では「人生の王道」から外れると、やり直しが効かず、もう戻れない》
■進路に迷ったり自分探しなど理由はなんであれ、たとえどんな所得層階級であれ、
『日本は「人生の王道」から一度でも外れると、やり直しが効かない、もう王道に戻れない。』つまり、即、崖の下へまっさかさま、絶望へ。
これは日本の労働社会の悪しき伝統なのだが、これをあまり中学や高校では教えない。
しかし、これに気付いた時、理解した時にはもう遅い。「絶望の闇という底なし沼」(生き地獄)に体が浸っている。
(これが、「これから一生、生き地獄なんだ、死なない限り底がない?!」となり精神に異常を来たす可能性もあるかもしれないが…)
■外国は、「底辺の労働者」を手厚く保護し、「中流以上の労働者つまり正社員」は保護しない(WEや金銭解雇は社会保障の手厚いEUでもある)。
逆に、日本は、「正社員労働者」を世界一手厚く保護し、そのせいで「底辺の労働者」を保護できない。
◆「『失業によって、人は自分をダメな人間だと考えるようになってしまう。仕事は、人間が尊厳を持って生きる(活きる)ために、どうしても必要なもの。』
失業は一人一人の能力を損ない、そして同時に国の力を損なう」
by ペーション・スウェーデン元首相(社会民主労働党)
■日本では、『人生の王道』から1回でも外れるとやり直しが効かない。《やり直しのセーフティネットが無い》。
日本には、そもそも生活困窮に陥らないように、貧困の様々な段階の間にいる人が使える、イギリスのような対象者別の多様な社会保障メニューがない(イギリスの再教育の生活保護には期限がない)。
■イギリスの考え方…働くための福祉
「市場で競争し所得を稼いで下さい(自己責任)、但し敗れた場合には生活を保障しますから安心して下さい(セーフティネット)」という社会観
市場の方では自由に競争して下さい。敗れ貧困に陥った場合には、生活は保証しますから安心して下さい。但し条件は再チャレンジ(再教育、就職活動)をする事=働くべき。