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(前半部略)(秋葉原の通り魔事件について)日本のテレビ局は日曜の午後の間ずっと、この
悲劇についての最新情報を伝えた。しかし、どうしてこのような事件が起きてしまったのかに
ついては、この地のメディアはこれまでのところほとんどコメントしていない。
日本は世界の他の国と比べれば、比較的まだ安全な国であるが、似たような殺傷事件が今
年の初めに起きている。1月には、東京の商店街で16歳の少年が包丁で5人に切りつけ、2
人がケガ。3月には、殺人容疑で逮捕されたい男が、土浦の駅でナイフで通行人8人を殺傷
した。
この国は、ますます凶悪な場所になりつつあると恐れる人もいるが、凶悪犯罪のレベルは、
今のところは他の国に比べれば低い。
彼らは、失敗や異質なものに対して寛容でない日本社会の圧力を批判する。環境になじま
なければ仕事にもありつけず、みんなと同じように振舞わなければ村八分になる。多くの人
は、不平等が拡大することを過剰に恐れる。社会の片隅の人々は、自分たちに大きなギャッ
プを感じ、働いている人は、それまで以上にそう感じる。
人の多い通りで救急隊員が負傷者を手当てしているテレビ映像を見ると、1995年3月に
5500人以上が負傷、12人が死亡した東京の地下鉄サリン事件を思い起こす。
報道によれば、容疑者は警察に単独犯行だと語り、「人生に疲れた」と発言したという。
しかし、背後から切り付けられた犠牲者達の悲惨な状況から目を移せば、一体何がこの
男を人通りの多いショッピング通りでの凶行に駆り立てたのか?と問わずにはいられない。
狂った個人の行動なので、前もって予想することも防ぐこともできなかったと釈明するだけ
でよいのか?
それとも、積もり積もったプレッシャーやストレスが、問題を抱えた人々を恐ろしい行動へと
駆り立て、悲劇的な結末を招き、日本社会がさらに物騒になるということの兆候なのか?
(以上、英文ソースより2ch記者が抜粋意訳。誤訳などありましたらご指摘ください)URLリンク(news.bbc.co.uk)