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Microsoft は4日、組み込み用途向けのカスタマイズ可能な新 OS『Windows Embedded Standard 2009』を
発表した。だが少々意外な点は、そのベースになった OS が『Windows Vista』では
ないことかもしれない。
Windows Embedded Standard 2009 のベースになっているのは、5月にリリースされた
『Windows XP Service Pack 3 (SP3)』だ。
Windows Embedded Standard 2009 の発表は、Microsoft がフロリダ州で開催中の
開発者向けイベント『Tech-Ed North America 2008 Developers』の基調講演で、
Windows Embedded Business 部門担当ゼネラルマネージャの Kevin Dallas 氏によって行なわれた。
同氏は声明のなかで、「Windows Embedded Standard 2009 の新機能を使えば、
OEM 各社は、最新の Microsoft デスクトップおよびサーバー技術といった既存の
企業インフラとシームレスに一体化する組み込み型機器を開発できる」
だが、そうした組み込みシステム市場におけるメリットとは別に、今回の動きは、
Windows Vista の登場にもかかわらず、XP の余命がまだたっぷり残っていることを
示す例の1つといえる。このところの展開を見ると、XP の販売を終了しようという
Microsoft の思惑とは裏腹に、発売から7年が経過した XP に対する需要が
伸びていることを示しているようだ。
一般に組み込み型システムは、デジタルカメラ、医療機器、ガスポンプ、POS システム、
車載ロボットなど、さまざまなハードウェア機器に搭載される。
こうした製品分野の幅広さにより、組み込み型システムは Microsoft が力を注ぐ分野として、
じわじわと重要性が高まっている。
(後略)
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