08/06/05 11:10:16 tRXLcw6e0
>>834「石油のためにイラクを攻撃した」っておかしくない?
同年11月、フランスのシラク大統領がサダム・フセイン前大統領と結託して、
イラクの原油決済通貨を従来のドルからユーロに転換させることに成功した。
これをきっかけとしてOPEC諸国にドルの危機感が広まり、
中東産油国は原油決済通貨を続々とユーロに切り替え始めた。だから2000年はアメリカにとって、
まさにドル崩壊の危機に瀕した年であった。
ドルが国際貿易や原油決済通貨ならば、各国は世界中での共通通貨としてドルを買わざるを得なくなる。
日本国内でいうなら日本銀行券という通貨。地域商品券ではダメなのだ。
アメリカにしてみれば、世界の貿易決済のおかげで借金返済のために乱発する赤字債権
(印刷の時点では無価値のただの紙切れ)が売れる(=現金)ことになる。
アメリカの恒常的双子の赤字補填のもう一つの方法は、
ドルを国際決済通貨として維持して赤字米国債を世界中に買わせること。
世界の中央銀行としてドルを打出の小づちで好き放題印刷して好き勝手できる。
2000年のユーロ国際化の発足と同時に、EU首脳(シラク)は頭脳を使ってユーロ市場を拡大し、
ドルを危機に追い込んだ。追い込まれたアメリカは頭脳で対抗できなかったから、
(9.11を演出して)武力で失地(イラク)回復をせざるを得なかった。
EUの頭脳的先制攻撃に対して、 アメリカは下手な言い訳をしながら、
武力で反撃したのがアフガン、イラク戦争というわけ。
破産国に成り下がるわけには、どうしてもいかなかった。
だから日本国民の郵貯も民営化して米国の金融屋が掠め取れるようにした。
物事にはちゃんと理由がある。理由があるから戦争した。
報復と怒りだけで戦争するほどアメリカはバカではない。裏にある目的がちゃんとある。