【文化】「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」 2ちゃんねる発「文学」刊行at NEWSPLUS
【文化】「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」 2ちゃんねる発「文学」刊行 - 暇つぶし2ch1: ◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★
08/06/04 22:55:56 0
★ブラック会社の激務物語 2ちゃん発「文学」刊行

インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」で反響を呼んだプログラマーの物語が今月27日、
新潮社から「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」のタイトルで
刊行される。雇用が不安定になり、小林多喜二の「蟹工船」が若者に受ける中、過酷な
労働状況や、働く意味を問いかけるネット発の“文学”として注目を集めそうだ。

この物語は、昨年11月から12月にかけ、「2ちゃんねる」に書き込まれた。地方都市で働く
男性が、プログラマーとして入社した当時の激務体験を振り返ったもの。高校中退後、
10年近くニートだった主人公の「マ男」が、母の死をきっかけに就職したが、その会社は
責任感のない上司や、無能な同僚がいる「ブラック会社」(問題企業)だった。納期に向けて
残業を繰り返す「デスマ(デスマーチ)」と表現される激務をこなし、優秀な先輩に励まされながら、
元ニートの「マ男」は少しずつ社会性を身につけていく。

当初はあまりの厳しい勤務実態に、「鬱になりそう」「シベリア送りにされるのと大して変わらない
気がする」という驚きの書き込みが寄せられた。が、ネットでは物語が進むにつれてファンたちが
掲示板を盛り上げ、最終的には「ニート脱出頑張ってみるよ」と、働くことに前向きな声さえも
書き込まれるようになった。

完結してからは、出版社6社が書籍化を申し入れ、「電車男」を手がけた新潮社から刊行されることに
なった。著者名は「ブラック会社に勤める、マ男とすべての人たち」という意味を込めて「黒井勇人」と
いう仮名になっている。

新潮社では「働くことの意味が問われている現代をよく反映している物語で、過酷な仕事ぶりも
リアル。幅広い世代に共感してもらえるのでは」と話している。

(2008年6月4日 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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