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★「講義ついていけない学生増えた」 大学の33%「補習」実施
・学生に高校時代の学習内容を教える補習授業を取り入れている大学は平成18年度
時点で33%にあたる234校に上ったことが3日、文部科学省の調査で分かった。
前年度より24校増え過去最多。「学生の質」向上に苦心する大学の現状が浮かぶ。
調査結果によると、通信制大や短大、学部生がいない大学院大を除いた国公私立大
710校のうち234校が補習授業をしているほか、36%にあたる258校が学力別の
クラス編成を導入。リポート作成や図書館利用の方法などを新入生に学ばせる
「初年次教育」は71%にあたる501校が取り入れており、必要単位の取得とは別に
進級・卒業試験を実施しているのは136校(19%)あった。
国立では香川大工学部が18年度から、新入生を対象に数学と物理の補習授業を
始めた。「専門教育についていけない学生が増えてきた」(学務グループ)のが
理由という。信州大の経済学部は同年度から、卒業試験を年4回実施している。
メディア教育開発センターの小野博教授は「入試の多様化や推薦・AO入試の増加に
より、同じ大学・学部でも学生の水準がばらつき授業が成立しづらくなっている」と指摘。
「勉強を習慣づけるため補習授業にも成績評価を取り入れたほうが良い」と話している。
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