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高層ビル建設が計画されている神戸市垂水区のJR垂水駅前再開発をめぐり、建設に反対する文書を
地元の商店街で配布していた男性(34)=同市中央区=の胸ぐらをつかんだとして、垂水署が暴行容疑で
垂水防犯協会の副会長(63)=同市垂水区=を書類送検していたことが4日、わかった。再開発の総事業費は
約105億円。副会長は再開発推進派だが、この暴行事件などにより、地域の話し合いは頓挫したままだという。
調べなどによると、副会長は3月10日午後7時ごろ、同区の垂水センター街で、ビル建設反対派の男性が
建設予定地にかかる商店街の組織見直しに関する文書を各店舗に配布していたことに腹を立て、男性の
胸ぐらをつかんだ疑い。駆けつけた同署員に対し「オレは防犯協会の副会長や。署長に言うとけ」などと
暴言を吐いたという。副会長は容疑を認めており、同署は5月23日に暴行容疑で男を神戸地検に書類送検した。
神戸市などによると、副会長は再開発準備組合の理事長。JR垂水駅前の市場跡地に住居や商業施設が入居
する33階建てのビル建設をめぐり、副会長ら推進派と反対派の周辺住民らとの間でたびたびトラブルが発生
していたという。
暴行事件などから、同市が開催する再開発に向けた地域の話し合いは5月17日を最後に頓挫しており、
同防犯協会の吉田和史会長は「事件の推移を見守りながら、役員会で副会長の職をどうするか決めて
いきたい」と話している。
ビルの建設は地権者らが主体となって同市や県、国が補助金を支出する民間再開発で総事業費は約105億円。
補助額は計約30億円にのぼるという。
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)